WordPress 2.9からは、さくらのレンタルサーバーのMySQLは「MySQL5.1」の選択が必要になりました。
WordPressのバージョン2.8以前では、データベースMySQLの必要なバージョンは4.0以上でした。
2009年12月にリリースされたWordPressのバージョン2.9(現在の最新版相当)では、データベースMySQLの必要なバージョンは4.1.2 以上に上がりました。
さくらのレンタルサーバーでは、MySQLのバージョンは「MySQL4.0」「MySQL5.1」の内、いずれかを選べるようになっています。
※「MySQL5.1」は、さくらインターネット株式会社より2009年4月頃にリリースされました。
WordPress 2.9を導入する場合は、さくらのレンタルサーバーのMySQLは「MySQL5.1」の選択が必要になりました。
※WordPress 2.9はMySQLバージョン4.1.2 以上が必要で「MySQL4.0」では動作出来ない為
MySQLを既に「MySQL4.0」で設定・運用をされている場合
さくらのレンタルサーバーにて、MySQLを既に「MySQL4.0」で設定・運用をされている場合は、下記のような対策が必要になります。
■対策パターン1:WordPress本体のバージョンを上げない
「MySQL4.0」は変えないでおいて、古いバージョンのWordPress2.8迄にて運用を続けます。
新たにWordPressを導入する場合は、WordPress2.8迄の古いバージョンで対応します。
■対策パターン2:データベースの移行
さくらのレンタルサーバーのMySQLのバージョンを、「MySQL4.0」から「MySQL5.1」に変更します。
変更の際は、一度データベースを全て削除する形になります。
その為、既にそのレンタルサーバーでMySQLを使用している場合は、下記のような移行が必要になる場合がございます。
■対策パターン1:WordPress本体のバージョンを上げない
「MySQL4.0」は変えないでおいて、古いバージョンのWordPress2.8迄にて運用を続けます。
新たにWordPressを導入する場合は、WordPress2.8迄の古いバージョンで対応します。
■対策パターン2:データベースの移行
さくらのレンタルサーバーのMySQLのバージョンを、「MySQL4.0」から「MySQL5.1」に変更します。
変更の際は、一度データベースを全て削除する形になります。
その為、既にそのレンタルサーバーでMySQLを使用している場合は、下記のような移行が必要になる場合がございます。
- 削除の前にMySQLのデータをフルバックアップ
- 別の試験環境でデータベースを復元・動作テスト
- データベースを全て削除
- MySQLのバージョンを「MySQL5.1」にて新規生成
- バックアップをしたデータベースを復元
- 動作確認